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本HPではネットワークピュアオーディオシステムの標準形である

『NAS→ネットワークオーディオプレイヤー→プリメインアンプ→スピーカー』

について説明をしてきました。

 

このページでは上記のシステムを一通り揃え、さらにステップアップする方のためのDACについて解説を行います。Playerのページでも説明しましたが、高価格のネットワークオーディオプレイヤーであれば、かなりいいDACチップが既に載っているため、あくまでも追加的に投資すべきセクションです。

 

簡潔に言えばDACとは、デジタル入力をアナログ出力に変換するデバイス(DACデバイス)、並びにそれを搭載した機器を指す。

詳細な説明はこのHPを参照して下さい。

なお、DACチップのブランド・会社としてはTIのバーブラウン(PCM)・旭化成(AK)・ウォルフソン(WM)・アナログ・デバイセズ(AD)・シーラスロジック(CS)・ESSの6つを覚えておけばいいと思います。

参考:究極の32bit対応高音質DAC Audio 4 Pro 「AK4399」

 

さて、具体的にシステムにかませるかどうか検討してみましょう。例えば、

  • YAMAHAのNP-S2000のDACチップはバーブラウン製(PCM1792A☓2)のデュアル構成

  • marantzのNA-11S1はDSD1792Aのシングル構成

というハイエンドなDACチップをそれぞれ積んでいます。これらの機種はUSB-DACとしてもかなり優秀な製品として使用することができるため、かなり高級な外部DACでもない限り、追加的にかませてもほとんど音質面での向上は見られないと思います。機器を分けることによるセパレーション効果ってのがオーディオファンの間ではよく言われますが、同時にシステムの最適化からは遠ざかることを考慮すると恩恵はそんなに大きくないように私は感じています。

 

例えば、NP-S2000からTOS経由でLUXMANのD-06(PCM1792Aデュアル構成)に送ってFLAC再生するというのをPhile webでやってますが、うーん・・・結果は微妙ですね(笑)。LUXMANのDA-200とかかませても変わらない(PCM1792Aシングル)と思いますし、ONKYOのDAC-1000SだとDACチップの性能が落ちて(PCM1795デュアル)しまいます。勿論、DACチップの性能が音質に直結するわけではなく全体のバランスが大事なのですが、一つの目安としては有用です。

参考:PCM179xシリーズの違い

DA-06は再生ソフトを添付し、設定をていねいに説明するなど、パソコンのヘビーユーザーではない音楽ファンへの配慮が目を引き、NA-11S1はハイブリッド構成ながらハイエンドの専用機に匹敵する音質を実現している

参考:【レビュー】マランツ「NA-11S1」&ラックスマン「DA-06」 - DSD対応の注目ハイエンドDACを聴き比べる

 

一方で

  • PioneerのN-50/N-30 はAK4480

  • YAMAHAのCD-N500が192kHz/32bit処理対応のPCM5101

  • ONKYOのCR-N755はウォルフソン(Wolfson)製の192kHz/24bit DACデバイス(仮にWM8742であればPCM1792Aと同等のハイエンドチップだが、おそらくはそれ以下のWM8741、WM8740かそれ以下のチップを積んでいると思われる)

といった比較的安価なエントリークラスのDACチップを積んでいるため、独立の外部DACをシステムにかませることで、音質を改善する余地があると思います。

参考:オーディオDACとDACチップのメモ (2013-3)

 

NP-S2000などハイクラスのオーディオに適合した外部DACとしてオススメしたいのが、ESOTERIC(エソテリック)のD-05だろう。32bitの処理能力を誇る旭化成エレクトロニクス社製のデルタシグマ型DACデバイス「AK4397」を(デュアルで)搭載した高音質D/Aコンバーターの筆頭格だと思う。逆に言うと、このクラスでもないとなかなか音質差を感じられない(少なくとも僕の耳では)。

 

  • DAコンバーター「D-05」はその好例で、“音楽”を活き活きと、楽しく聴かせてくれるようなサウンドに仕上がっていると思います。

  • 私の興味は“世界初の32bit DAC” である「AK4397」のみに注がれていきました。 「最高のスペックを目指して、世界初のものをつくってしまった!」という、AKEMDの情熱に感激させられました。

  • 「AK4397」を左右に1基ずつ搭載するとともに、電源トランスまで2つに分けてL/Rのセパレーション向上を図るなど、「そこまでやるか」と言われそうなくらいに、コンセプトを貫いた内部構成

  • AK4397を使いたいけれど、価格が高くてコストに制限が設定されている製品には採用できないというのが本音です。

 

採用される理由

公式HP

 

ミドルクラスからのステップアップには勿論のこと、ハイクラスのオーディオでD-05はさすがに高い!と思う方に一度試してもらいたいオーディオラブのM-DAC、採用しているESSの32ビットDAC素子(ES9018)の解像度の高さが魅力だ。

参考:ES9018S、ES9016S、ES9012S 世界最高性能 32bit DACシリーズ

 

  • 1980年代に創業した英国オーディオラブ(audiolab)は、・・・タグマクラーレンオーディオ・ブランド発足時の1997年に買収されてブランド名は姿を消し、2004年から新生オーディオラブとして中国を本拠地にするIAG (International Audio Group)の傘下

  • M-DACの音はESSの32ビットDACらしいメリハリの効いた元気な音で音場空間が拡がり、しっかりした音像描写が得られている。

  • 7種類もあるデジタルフィルター設定の凄さもM-DACの特徴で、私は波形の立ち上がりにプリエコー(プリリンギング)を与えないミニマムフェイズが聴き慣れていて好みだった。

 

伝統オーディオブランドの注目DACを聴く ~USB対応・7種デジタルフィルター搭載 audiolab M-DAC~

 

  • 2011年2012年とWHAT HIFIで五つ星を獲得したD/Aコンバーター audiolab M-DAC

公式HP

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テクノとか女性ボーカルをよく聞く人に試して欲しいのがX-DU1、DACチップはどこのものか不明。いかにも1bitらしい透明感のあるキレキレな音色がハマる人にはハマると思う。AKシリーズのDACチップの解像度の高さはかなり魅力的なんだけど、どうしても力不足って感じる人は一度Nmode製品を試す価値があると思う。

 

【ゴン川野のPC Audio Lab】1bitで最先端の音を追求するNmodeのUSB/DAC『X-DU1』

 

  • 『X-DU1』は1bit DACで、DSDネイティブ再生対応、しかも5.6MHz対応! 

  • PCMは192kHz対応でハイサンプリング機能付き。そしてバイパス可能なボリューム付き。入力はUSB、トスリンク、RCA同軸に対応。出力はRCA同軸に加えてバランスにも対応している。つまり、拙宅のパワーアンプにプリアンプ不要でダイレクトにバランスで接続できるのだ。

  • Nmode『X-DU1』は情報量が多く繊細な音が再現されるDACで、透明感が高くすがすがしい音が特徴。ハイスピードで音離れがよく空間表現が得意。

I'm a title

D/Aコンバーター (DAC)

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